aitendoのHDMI入力7インチモニターキットをRaspberry Piにつなぐ

Raspberr Pi

aitendo が先日移転したので、昨日のぞいてきました。
その際 HDMI入力7インチモニターキットをゲットしたので、これを Raspberry Pi につないでみます。
今回は技術情報というよりお買い得情報かも。まだ売ってればだけど。

はじめに

Raspberry Pi の熱対策ネタ でヒートシンク購入先として挙げた aitendo先日移転したので、昨日昼休みにのぞきにいってきました。

その際、HDMI7インチモニターキット(増強版) [V59S-382J-2P] が店舗のみの特価で販売していたのでゲットしてきました。

昨日家の Windows PC に接続して動作を確認はできているのですが、これを会社の Raspberry Pi ( 以下 rpi )につないでみた結果に関してレポートしてみます。

ちなみに、Raspbianインストールの記事にも書きましたが、弊社にはHDMI接続が可能なディスプレイがありません ( 正確にはプロジェクタのみ可能 )。

7インチという小画面とはいえHDMIで接続できるディスプレイがあると色々役立ちそうです ( とはいえ個人用として買ったので家で使う予定ですが )

※写真は IM FREE から ( untitled by Nomadic Lass )

商品の特徴

商品の詳細については上記リンク先を参照してほしいのですが、今回の購入の動機は
「小さな持ち運びができるレベルのHDMI接続対応のディスプレイが欲しい (あるといいな)。」
というものです。

商品の特徴ですが、

  • ディスプレイとして必要となる部品は電源 (ACアダプター) を除いて付属
    12VのACアダプターだけ用意して接続すれば、ディスプレイとして機能する。
  • HDMI対応
  • メディアプレーヤーの機能付き
  • ケース等はない
    必要であれば自作しなければならない
  • 値段はまあまあ安い
    7インチ程度でもHDMI対応のディスプレイは\15,000程度するようです。定価の\7,800だと迷うところですが、店頭のみ特価で約定価の半額でした。
  • aitendo に関しては "aitendoクオリティ" という言葉が存在するらしく ( 某巨大掲示板で )、売っているキットに問題があったり、要対策である旨注記がなされたキットが売っていたりもするのですが、今回のディスプレイキットに関しては、以前動作した旨報告されているブログを読んだ事もあり、安ければ買おうかと思っていました。

    ※実は、先日の新店舗のオープンセールの際には\2830で売られました。9/1月曜日に一度行ったときには既に3日目だった事もあって、売り切れで諦めてます。今回オープンセールよりは\1000程高いですが、この値段でもきちんと動作すればお買い得ではないかと思います。

rpiとの大きさ比較

組立

キットには4つの部品が含まれています。

組立は商品詳細ページにある写真をよく見て行えば問題ないでしょう。

組立て後

注意点としては、以下のようなところでしょうか。

  • コネクタの向き
  • コントローラからインバータへの配線はコントローラ側のコネクタが同じものが二つあるので、間違わないように

写真を見て間違わないように接続すれば、1~2分程度で接続は完了します。

電源を入れる

まず電源を用意する

電源は付属していませんので、別途ACアダプター等を用意する必要があります。
仕様に 動作電源:12V とありますので12VのACアダプターを用意しましょう。極性は内側が+(プラス)です。
aitendo には16Vしか売ってなかったからといって、間違っても12V以上のものをつないだりしないようにしましょう。部品が破損したり、故障したりする可能性があります。

私の場合は自宅に自作デジタルアンプ用のACアダプターがあったのでこれを利用しました。
aitendo には12VのACアダプターは置いていませんでしたので (16Vならあった)、新規に購入するなら 秋月電子 あたりで手に入れるのがよいのではないでしょうか。

※実は上記デジタルアンプ用のものも これ だったりします。

電源を入れる

ACアダプターを確保したら、コントローラにあるACアダプター用の端子に接続します。接続するとOSD制御キーボードについているLEDが赤く点灯します ( その後緑に変わる )。

LEDが点灯しない場合はすぐにACアダプタを抜いて極性に問題がないか確認しましょう。

HDMIで接続する

ディスプレイが問題なく動作すれば、青い背景画面に [ NO SIGNAL ] のサインが表示されます。

目的は HDMI で rpi ( あるいはPC ) に接続して利用する事なのでやってみます。

Windows PCに接続する

先ずはWindows PC 等通常のPCに接続してみましょう。
HDMI ケーブルで Windows 8.1 の搭載されたノートPCに接続してみたところ、すぐに認識されました。

Windows8 画面設定

Raspberry Pi に接続する

つぎは rpi に接続してみます。
Raspbian をインストールした rpi 標準の状態では、起動時に HDMI 機器に接続されていればHDMI出力、そうでない場合には コンポーネント出力になります。
ですので、HDMI 出力を行いたい場合、rpi の電源を入れる前に HDMI で接続しておく必要があります。

映らない

上記手順で接続したのですが映りませんでした。
試しに別の HDMI 接続のディスプレイ装置に接続した後 rpi を起動。
ディスプレイに rpi 起動時のコンソール出力が映し出されるのを確認した後に、この7インチディスプレイに接続してみたところ、出力がなされました。

どうやら、起動時に HDMI 機器が接続されている事を rpi が認識できていないようです。

対策

対策に関してぐぐってみたら、以下に載っていました。

参考 : How do I force the Raspberry Pi to turn on HDMI?

一応以下にまとめておきます。

手順

  1. /boot/config.txt を編集する。
    $ sudo vi /boot/config.txt
    
    以下の記述を探して編集します。( 共にコメントアウトされているので外す )
    hdmi_force_hotplug=1
    hdmi_drive=2
    

    hdmi_drive の方はオーディオ出力に関わる設定です。画像だけでよい場合には hdmi_force_hotplug の設定だけ行えばよいでしょう。

    これ以外にもここにはディスプレイに関わる設定が記述されています。解像度の設定やオーバスキャンの設定も行えるようです。
    また上記参考リンクによれば、この設定はGPUによって読まれるためディストリビューションに関わらず機能するらしいです。こちらでは Raspbian 以外では確認していませんが、他ディストリビューションでも利用できるのではないでしょうか。

  2. rpi 再起動
    値を編集しファイルを保存したら rpi を再起動します。

確認

上記設定を行う事で、設定した rpi は常に HDMI を出力するモードで起動するようになります。
しかし、この状態で起動してみましたが、文字が小さすぎて殆ど見えない状態になってしまいました。 解像度があっていない

上記 /boot/config.txt を再度編集し、以下の解像度設定を追記して再起動します。

framebuffer_width=1024
framebuffer_height=600

再起動後に確認したところ、解像度が変更されて大分見やすくなりました。

解像度変更後
X Window を表示

まとめ

人柱覚悟でゲットしたHDMIディスプレイキットですが、無事動作しました。
個人的にはメディアプレーヤー機能は不要ですが、所謂動画も見れるフォトフレームとしても動作するものと思われます ( 操作性に関してはちょっと怪しいですが )。

後は普段使いするためには何らかのケースが必要ですね。。。 ( これが一番大変ですが )
今のところ、コストかけずに ダイソーMDF あたりで行こうかと思っています。
 

aitendo では、これ以外にも小型のディスプレイが多数扱われており、rpi 関連だと

なんて記事もあります。
SPIを利用してLCDをつなぐ方法に関しては

等がかなり早くからレポートして下さっており、私も以前aitendoのSPI接続のLCDを利用して簡単な出力テストは行う事ができました。( 実用化を考えたが画面が小さくて挫折 & 放置中 )

これらSPI接続のLDCは通常のPCやLinuxのコンソール用途としては難しいかと思いますが、タッチパッドもついている液晶モジュールも多いですし、上手く利用すれば面白い機器が作れるのではないかと思います。