AWSがTestDrive発表 - 自社製品のプロモーションに使ってみたい!が!

TestDrive

2014/4/18 AWSパートナーリクルーティングセミナー に参加してきました。
APN登録、及び、セミナー中で説明があった TestDrive に関して書きます。

4/18 AWSパートナーリクルーティングセミナー

2014/4/18 ( Fri ) AWSパートナーリクルーティングセミナー に参加してきました。
場所はアマゾン 目黒オフィス
(〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー )

Amazon はAWS上で実際のソリューションを提供する企業とのエコシステム構築に力を入れていて、AWSパートナー 企業を募集しています。

AWSパートナーにはランクがあり Standard 以上のランクになると、AWSページにパートナー企業として記載されます。
AWS上でのソリューション提供を行う企業としてAmazon からお墨付きを頂ける制度と思って頂ければよいかと思います。

この席で 4/17に発表された AWS TestDrive に関して説明がありました。
TestDriveに関する感想含めて以下レポートしたいと思います。

参加した理由

今回参加した理由は以下になります。

  • AWSのサイトを見ていて、この制度があるのに気付いた事。
  • 比較的近場で開催されていた事。
  • 当然のごとく、AWSパートナーになれればいいな と思った事

特に最後の理由を頭に描きながら、セミナー終了後にはパートナーになってるつもりの妄想モードで出かけました。

セミナーの内容・雰囲気

開始前

14:00受付開始で、14:05位に会場に入ったのですが、1/3程度埋まってました。

ノート or タブレットPCを持ってきてください ( 最後にパートナー登録をして頂く際に利用する ) との事だったので、ノートPCを持参しました。

床には電源コンセントがあります。
いきなりプラグを差し込む人もいるかもしれませんが、まっとうな社会人としては、お伺いをたてに行きました。

私(以下B) 「すいません」
Amazonの方(以下A) 「はい」
B 「今回セミナー初参加で判らないので、ちょっと質問させて頂きたいんですが」
A 「どうぞ」
B 「ノートPCを持って来たんですが、床のコンセント使わせてもらっても構いませんか?」
A 「どうぞ、使ってください」
B 「プロジェクタの画像の写真撮影はしても構わないでしょうか?」
A 「写真撮影はご遠慮いただいています
B 「判りました。ありがとうございます」
( 写真はNGか、、、どっかのブログで写真付きの記事が載ってた気もするが... ( これも妄想の可能性あり )) と思いつつ、席に戻り開催まで待つこと20分程。

最終的には100人位の参加者がいたかと思います。

セミナー内容

セミナーは以下のような内容で行われました。

14:30 - 14:40 AWSサービスの概要説明
14:40 - 15:20 AWSサービスに関する技術よりの説明
15:20 - 16:00 パートナー事例 ( TIS 内藤様 )

技術面で既にAWSに関してある程度の理解がある場合には、リクルーティングセミナーで得られる技術的なトピックはそれほど多くはないという感じがしました ( 既知のものが殆どだった )。どちらかといえば、営業面で役に立ちそうな情報の方が多いかもという感想を得ました。
TIS内藤さんから 17日にリリースされたという AWS TestDrive ( 後述 ) に関する説明も。

ちなみに、写真NGのはずが、スマホやタブレットでスクリーンを ”パシャパシャ” している方多数。
登壇しているAmazonの方から注意がなされるわけでもなく。
まっとうな社会人としての私は、コンパクトデジカメでフラッシュ撮影してやろうか!とも思いましたが自重しました。

APN登録

パートナー事例紹介の後は、10分休憩を挟み APN ( Amazon Partner Network ) の説明、及び、登録作業に移ります。

パートナーランク

AWSパートナーには以下のランクがあります。

  • Premier
  • Advanced
  • Standard
  • Registered

最初は Registered パートナーとしてパートナー登録を行い、レベルが上がるにつれてより上位のランクに上がる事ができます。
Registered パートナーの特典としては、パートナートレーニングが受講できたり、イベント情報やニュースレターが送信されてくるといったものがありますが、やはり目指すのは Standard 以上だと思います。
但し、Standard 以上になるには、幾つかの条件があります。

  • 月額のAWS利用料金が$1000以上
  • 2件以上のAWS導入実績
  • セールス、及び、エンジニアの育成
  • AWSビジネスプランのとりまとめと進捗共有
  • AWS技術窓口が設置できる事

上記は Standard の条件として挙げられたものの幾つかですが、企業によっては結構厳しいかもと思いました。
反面、Standard 以上には簡単になれないからこそ価値があるとも言えます。

カテゴリ

弊社のようなシステム開発に関わる企業がパートナーになる場合、以下の2つのカテゴリから選択する事になります。

  • コンサルティングパートナー
    所謂SI企業 ( 製品よりもソリューションを提供するのがメインな企業 ) はこっち
  • テクノロジーパートナー
    パッケージソフトウェアやツール、OSを提供するベンダーはこっち

両方手がけている企業も多いでしょうが、自社における比率等を考えて登録する事になります。
カテゴリ選択にあたっては以下の点にも注意が必要です。

  • 一つしか選択できない
  • 途中で変更できない
  • Standard 以上になるための条件が異なる。

NDAの締結が必要

パートナー登録を行う場合には Amazon との NDAの締結が必要になります。
セミナー会場ではNDAの締結に関する資料の配布もあり、書面をダウンロードした上、責任者の手書きサインを行った上で、送付が必要との事でした ( 宛先は「アマゾンデータサービスジャパン株式会社」 )。

 

( 私の場合 ) その場では決められません

告示内容から、セミナー後には Registered パートナー登録完了という流れを想定していましたが、カテゴリの選択が後戻りできない事やNDAの締結が必要な事から、その場で私が決めてよい感じではない事が判りました。

少なくとも弊社の場合取締役クラスの承認は必要と判断。

持ち帰りです。

Amazon側の説明でも、是非登録フォームから登録作業を行っていただければという流れではあるのですが、この段階で帰り支度をして席を立つ方がちらほらと。
( いや、それはそうだろう、と )。

実際私も「くそ重いノートPCなんか持ってくるんじゃなかった」とちょっとだけ思ったのは言うまでもありません。

TestDriveってうちでも使えるの?

この日のセミナーではセミナー前日にリリースされたTestDriveに関する話がありました。個人的に魅力的なソリューションと感じたのでこれに関しても以下書いてみます。

TestDrive ( テストドライブ ) とは

テストドライブは、エンドユーザが AWS 上でソリューションプロパイダが提供するソフトウェア/ソリューションを簡単に試す事ができる仕組みとの事。

ソリューションのテスト環境を簡単に提供できるという点で、自社製品のPR等を行う場合等に利用できれば効果がありそうです。

TIS 内藤様の事例説明でもデモが行われましたが、
利用者がワンクリックで、専用のテスト環境を立ち上げ、利用できるとの事。

  1. 利用者がTestDriveの利用を申請する。
  2. 必要なインスタンス等が自動で立ち上がる
  3. ソリューションが利用可能になると、アクセス先が利用者にメール通知される
  4. 利用者はアクセス先からログインする等してソリューションをお試し利用できる。

利用の流れは上のような感じです。TestDrive には以下特徴があります。

  • AWSの利用コストはTestDrive 提供側が負担
  • 時間制限を設ける事が可能
    TIS社では1時間で利用できなくなる設定を行っているとの事でした。
  • 見込み顧客データを取得する事ができる
    冷やかし半分の利用も考えられるため、適切なフィルタリングの必要等はでてくるかも
  • 操作マニュアルや、サービスの紹介動画等もTestDriveページに置くことができる
    サービス起動までの間にこれらコンテンツによるプロモーションや説明も行える

うちでも使えるの?

クラウド上ですぐに提供でき、且つ、時間制限も可能、(見込)顧客情報も入手できるというのはなかなかに魅力的なソリューションと言えます。

弊社でも利用可能なのかはっきりしなかったので、質疑応答の時間に聞いてみました。

B 「TestDrive は誰でも利用できるのでしょうか?それともパートナー企業でないと駄目なのでしょうか?」
A 「Standard 以上のAWSパートナーが利用可能になっています」

( やっぱりかー orz )

弊社でもすぐに Standard にレベルアップできそうなら Registered パートナー にも即登録したいところですが、リソース的にもすぐには厳しい。

 

TestDriveを利用しなくても、製品をアピールする場は作れるとは思うので、当面はそっちの方向でという考えに落ち着きそうです。

まとめ

APNに関して、ある程度の情報を得ることができたという点で、セミナーに参加しただけの価値はあったと思います。
今後クラウド上でのソリューション提供を考えている企業の方は一度参加されてみるとよいのではないかと思います。

TestDrive に関しては魅力的なソリューションだと思います。
当面弊社のソリューションがTestDrive経由で提供されるという事はなさそうですが、他社のソリューションで面白そうなのがあったら使ってみる可能性はあるかも。
既に検討中のソリューションがあり、それがTestDriveで提供されているような場合には、これらを活用してみるのはよいのではないでしょうか。